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執筆者の写真ブレアズスタッフ

コラム:同人カードゲームを作る理由


アズールレーン,エフェクト,同人
イラスト:猫61

 みなさん、こんにちは。


 ブレイヴロンド+アズライドのグランドデザインを担当しているStudio 1999と申します。

スタッフコラムということで機会いただきましたので、今日は「どうして同人カードゲームを作るのか?」についてお話したいと思います。


 さて、背景として著者が青春を謳歌していた(というほど浮いた話があったわけではないんですが)のは、まさに大カードゲーム時代でした。

 現在で例えるならソーシャルゲームのような勢いがあり、ティーン・エイジャーのサブカルチャーと言えばTCGが代表格だったのです。勿論、今でも様々なタイトルのカードゲームがありますから当時から地続きになっているといえます。

 どんなブランドでもビッグウェーブに乗ろうとTCGをリリースするので、それこそ「?」となるような作品が誕生したことも多く記憶に残っています。そんな混沌としながらも素敵な時代でした。

(中にはデッキ枚数が自由、4枚だけにしておけば先行で100%勝てる……なんてゲームも)


 著者は複数のタイトルを掛け持ちで遊び、熱狂していました。自身の武勲ではないのですが仲間内には全日本大会で優勝した者もいます。対してトロフィーひとつ持っていない己の至らなさに悔し泣きしたことも……


 そんな青春を振り返ってふと思い立ったのは「自分でもTCGを作ってみたい」ということでした。

 面白い漫画作品を読んで漫画家を目指すように、面白いカードゲームを遊んでゲームデザイナーをやってみたくなったのです。

 そこでお話いただいたのが、好きなゲームであるアズールレーンを題材にして同人としてリリースするというものでした。


 今回の企画で実際に作ってみてカードゲームデザインの難しさに直面しています。

 これまで遊んだ中でもゲームバランスに不満を口にすることもありましたが、過去の偉大なデザイナーたちに敬意を払いたいです……

 原作のアズールレーンらしく、TCGへそれらの要素を落とし込むというのはなかなか取り組み甲斐がありますね!


 懐かしさと、チャレンジ。青春で取り零したもの。


 色々とありますが同人カードゲームを作ることを楽しみつつ、みなさんに面白い体験をお届けしたいと思います。

 現在、開発は最終フェーズに近いところまで来ておりますのでこの夏の完成品をお楽しみに!



 

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